安心社会から信頼社会へ―日本型システムの行方 山岸 俊男 発売日 1999/06 売り上げランキング 1,951 Amazonで詳しく見る |
Amazonで送料無料にするために、てきとーに1冊選んだ本。これが意外と面白かった。
まず信頼・安心という似た言葉を社会的不確実性の有無に基づいて定義し、日本は社会的不確実性の少ない安心社会、アメリカは不確実性が多い信頼社会という常識に反した仮説を、実験を元に実証していく。
その後、安心に対して(他者に対しての一般的)信頼することのメリット、信頼するとだまされるという常識の反証、信頼社会が社会環境によって形成可能なことを説き、そのためには情報の不均衡是正(情報開示)が必要であると結論づけている。
しかも著者の膨大だと思われる実験結果に基づきながら、(相関係数は出てくるが)数式を全く使わずに本書を書き上げていることは敬服に値する。
本書で結論づけられている情報開示のみで、信頼社会が構築できるとはさすがに思わないが、信頼社会の構築のために情報開示が必要という著者の本書での結論はとても納得のいくものであると感じた。
hail2u.net - Weblog - weblogUpdates pingを受け付けているサーバー
hail2u.net内の記事を参考にping送信することにした。
ダイヤルアップ接続なので、更新に時間がかかるのが難点だけど、やっぱり見てもらえないよりはいいよね。
電池が切れるまでがドラマ化された。
俺たちは普段の生活の中で生死を意識することはほとんどないと思うが、彼女たちはたぶん常に死と向かい合わせになりながら生きているんだろうな。
こういうドラマを見ていると、自分が鬱状態になっていたときに考えたことが恥ずかしくなってくる。
光とともに・・・ -自閉症児を抱えて-と併せて必見のドラマだ。
ちなみに長男がこども病院に入院していたのは新生児の時だったので、当時は院内学級の存在を知らなかった。ただ平日に病院に行くと中庭に割と大きな子(小中学生ぐらいか?)が何人かいて、「ああ、こういった子も入院している病院なんだ」と感じたことを覚えている。
ロケも本物のこども病院を使っているので長男に「ほら、こども病院だよ」と言ったけど、興味は無さそうだったね(笑)。今でも年に1回ぐらいは行ってるんだけど、入院してたのは産まれてから3週間だったからね。
参考リンク
書籍
電池が切れるまで―子ども病院からのメッセージ
「電池が切れるまで」の仲間たち―子ども病院物語
病院の公式ホームページ
長野県立こども病院
URL変更作業が完了した。
これで、Blogはhttp://hidetoblog.yamashita.bz/、MT4iはhttp://hidetoblog.yamashita.bz/mt4i/で通るようになっている。はず。
ちなみに画像は高島城の桜。
光とともに・・・ -自閉症児を抱えて-がドラマ化されたので、第1話を見た。
直視できなかった。
まわり(特に姑の)無理解。仕事にかまけて母にまかせっきりの父。一人で抱え込む母の苦悩。
あまりに俺の現実に重なるところが多い。幸いにも俺の長男は光くんとは比べものにならないほど軽症だが、それでも似たようなことは起こった。
自閉症について興味のある人はもちろん、興味の無い人も家族のあり方を考える上で、ぜひみんなにも見て欲しいドラマだ。
参考リンク
書籍(既刊分)
光とともに…(1)
光とともに…(2)
光とともに…(3)
光とともに…(4)
光とともに…(5)