›August 07, 2004

戦争のつくりかた

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戦争のつくりかた
りぼん・ぷろじぇくと

発売日 2004/07/27
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今、日本や世界に起こっていることにずっと違和感を感じていた。個人よりも組織の論理を優先する風潮がはびこってきているんだ。イラク戦争はもとより、三菱自動車のリコール隠し、アジアカップの度が過ぎるブーイング、白骨温泉の入浴剤混入だってそうだ。
人を愛することを忘れた上で組織を愛する風潮、それこそが平和を壊すいちばんのエネルギーになるんじゃないかな。
ただ俺にはそのことを言い表す言葉が出てこなかった。この本では24~25ページに端的な表現で書かれている。

人のいのちが世の中で一番たいせつだと、今までおそわってきたのは間違いになりました。
一番たいせつなのは、「国」になったのです。

愛国心は間違いではない。ただ人を愛することを忘れさえしなければ。
俺らが平和を享受していきたいのであれば、人を愛することを忘れないでほしい。

この本を読んで、そんなことを考えた。
リボン・プロジェクトで無償で入手可能なので、ぜひ一読をオススメする。

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